医療班現地レポート(第9陣~第11陣)

第9陣

日時 4月8日~4月10日
派遣メンバー (兵庫県医師会)
(1)谷澤 義弘(内)明石市
(2)松本  卓(内)東灘区
(3)田中 良樹(内)東灘区(4月9日~)
(4)渡辺 弥生(眼)加古川市加古郡
(5)山根 敏彦(整)尼崎市
(6)井口 優子(小)垂水区
(兵庫県看護協会)
(7)邊見 知恵子
(8)西本 あずさ
(9)平岡 由子
(兵庫県薬剤師会)
(10)藤本  晋
(11)高山 和夫
(12)山本 和宏
(13)大槻 裕朗
(事務局)
(14)内田・東中(加古川市加古郡)・中田(神戸市)
概略 7日に震度6強の大きな余震があり、道路、水道等のインフラが再びダウン。
高速道路は山形空港からの経路では途中通行止めとなり、一般道利用のため到着の時刻が大幅に遅くなり現地での前のチームとの直接の引き継ぎができず。石巻中学も電気はOKだが、水道はダウンの状態。余震の影響もあり9日は患者数が急増し大変忙しい状態となった。緊急搬送も4名ほどあり。日時 4月2日~4月4日

現地レポート(松本 卓)PDF(104KB)


第10陣

日時 4月10日~4月12日
派遣メンバー (兵庫県医師会)
(1)谷澤 義弘(内)明石市
(2)足立 光平(内)加古川市加古郡
(3)葉  乃彰(内)加古川市加古郡
(4)山下 忠義(外)西宮市
(5)芦田 乃介(小)西宮市
(兵庫県看護協会)
(6)邊見 知恵子
(7)西本 あずさ
(8)平岡 由子
(9)根本 さつき
(10)岡本 奈穂
(11)板橋  薫
(兵庫県薬剤師会)
(12)大槻 裕朗
(13)蓮葉 茂樹
(14)松田 ゆかり
(15)高山 和夫)
(事務局)
(16)内田・東中(加古川市加古郡)・中田(神戸市)
概略 被災より1ヶ月の節目を迎えた期間。11日午後2時46分を期して、各避難所等で黙祷が行われたが、石巻中の本会担当診療所では、ちょうど看護協会メンバーの交代引き継ぎの最中で、そのまま業務を優先した。7日の強い余震後の受診者増も落ち着き、慢性患者等、再開かかりつけ医等への引き継ぎを進めて行く段階へ。当日再度余震。

現地レポート(足立光平)PDF(264KB)


第11陣

日時 4月12日~4月14日
派遣メンバー (兵庫県医師会)
(1)谷澤 義弘(内)明石市
(2)小林 重行(泌)東灘区
(3)兒玉 峰男(内)明石市
(4)荻原 俊治(皮)宝塚市
(5)清川 達矢(眼)灘区
(兵庫県看護協会)
(6)根本 さつき
(7)岡本 奈穂
(8)板橋  薫
(兵庫県薬剤師会)
(9)蓮葉 茂樹
(10)松田 ゆかり
(11)菅原 康洋
(12)大場 由香里
(事務局)
(13)江口・三宅(尼崎市)・湯朝(姫路市)
概略 被災より一ヶ月。4月13日より仙台空港が再開され、明るい兆しあり。先発隊の諸先生方のご努力により診療体制はほぼ確立されてきた感があるが、食・住環境の改善がまだまだである。少しずつ避難者の数も減少し、今後、学校の再開に向け、避難所内での移動や、避難所間の統廃合が進み、医療提供体制を再整備し直す必要に迫られる日が来る。また、一ヶ月という節目で、ますます「心のケア」の重要性が高まり、避難所での診療だけでなく、自宅避難者の巡回も視野に入れる必要がある。

現地レポート(兒玉峰男)PDF(69KB)