心臓は規則正しく打っているわけではありません。息を吸うと速くなり、吐くと遅くなります。激しい運動後は脈が速くなり、寝ている間は遅くなります。このように心臓に何の病気もないのに脈を打つテンポが呼吸によって不規則になることを「呼吸性不整脈」と呼びます。
子供の場合、呼吸によって脈が速いときと遅い時の差が大きく、手首などで脈を取った場合「不整脈」と診断されることがあるようです。
3-4才から10才までの子供の呼吸性不整脈
- 異常のない場合が多い。
- 病的なものはまれで、自覚症状がある。
子供の脈は呼吸によって早くなったり遅くなったりします。脈が乱れていると言われたら、必ず専門医で心電図験査を受けましょう。その結果「呼吸性不整脈」と診断されれば特に心配することはありません。
治療や療養に関してのアドバイス
現在は小学1年、中学1年、高校1年で心電図検査が義務づけられています。 その時期で様子を見るようにしましょう。
呼吸性不整脈はあまり心配のない状態です。日常生活の中では制限がありません。お母さんもあまり神経質にならず、ゆったりと子供の成長を見守ってあげて下さい。
どこの科にかかったらよいか
小児科にかかって下さい。