今般、本会並びに兵庫県の共催により、標記研修会を下記の通りハイブリッド形式にて開催いたしますのでご案内申し上げます。
天候や災害等の不可抗力により、開催延期や研修会が開催できない場合は、本会ホームペ
ージ(https://www.hyogo.med.or.jp)でお知らせいたしますので、ご来場前にご確認下さい。
記
1.日 時:令和7年3月27日(木)14:00~16:10
2.開催方法:兵庫県医師会館(2階大会議室)とWeb配信によるハイブリッド開催
3.対 象:本会会員、医療従事者、県内保健所等行政関係者等
4.内 容:
1)兵庫県からの報告(14:05~14:15)
2)講演(14:15~16:10)
①「小児期定期予防接種スケジュール」
講師:兵庫県小児科医会 理事
ゆたかこどもクリニック 院長 中村 豊 氏
②「HPVワクチンの普及に向けて~キャッチアップ接種は1年間延長~」
講師:兵庫県立がんセンター 副院長 兼 婦人科部長
緩和ケアセンター長・栄養管理部長 山口 聡 氏
(講演概要)
全世界でHPVワクチンが普及し、子宮頸部異形成や浸潤性子宮頸がんの
罹患リスクが実際に低下している。日本は副反応の対応により非常に後れを
取っており、令和4年度からHPVワクチン定期接種の積極的勧奨を再開し、
令和5年度からは新しく9価のHPVワクチンも使用可能になった。
また、積極的勧奨差し控え期間中に接種の機会を逃した方に対しては、
キャッチアップ接種の機会を提供してきたが、1年延長になり令和8年3月末で
終了する。しかし、現状では接種者数は増加しているものの積極的勧奨差し
控えの前の状況にはまだ回復していない。定期接種では標準接種年齢を
中学1年生に設定することによって、小児期に接種する定期接種ワクチンの
最後のワクチンとして位置付けし接種率の向上に期待している。
昨年子宮がん検診の新しい指針が公表され、HPV単独検診の導入も決定
されていることからも、少なくとも定期接種が定着することが必要である。
③「定期接種の動向~新年度を見据えて」
講師:川崎医科大学 小児科学 特任教授 中野 貴司 氏
(講演概要)
ワクチンを取り巻く状況は、毎年変化が目まぐるしい。
新年度を見据えて、予防接種に携わる者が知っておきたい事項について概説する。
5.研修単位:日医生涯教育講座1.5単位(CC:8)
専門医共通講習―②感染対策(必修)1単位
※専門医共通講習は講演②③が対象となり、単位は会場参加者のみに付与されますので、
単位取得希望の方はご来館下さいますようお願いいたします。なお、当日は遅刻・早退
の出退管理を厳重に行いますので予めご了承下さい。
6.申込方法:下記の申込フォームよりお願いいたします。
7.申込締切:3月13日(木) ※会場は先着順で定員になり次第締切となります。
※会場・Webいずれの申込者にも、Web受講に必要なID・パスワード及び
当日資料をメール送信いたしますので、添付資料が受信可能なメールアドレス
をご入力ください。
※会場参加申し込みの方へは先着順にて受講票を送付いたしますので、当日ご持参ください。