足の親指の痛み
外反母趾とは、足の親指(母趾)の付け根が内側に飛び出し逆に指先が外に向く(外反)足の変形です。下駄や草履の生活から靴・パンプスの生活へと洋式化が進むのに伴って増加してきました。ファッション性を重視した先の細いパンプスを履く機会の多い女性に多く見られます。 外反母趾の原因は 若い人に見られる外反母趾は生まれつき靭帯が弱いなどの内的因子に、ハイヒールなどの外的因子が重なって変形が起こります。 加齢に従って進行するものは、体重の増加に加えて加齢によりホルモンバランスが変化することによって靭帯がたるみ足の変形を招くものです。 足に体重がかからないときや、靴を履いていないときには特に痛みはありません。荷重によって足の幅が広がりそれが靴によって圧迫され、痛みが起こるのです。内側に突出した部位の皮膚が靴に擦れ、潰瘍を起こすこともあります。さらに進行すると、母趾が内側にひねられたように変形したり、趾同士が