産業医になる1つ目の方法は、安全衛生規則第14条2項の1に記載されている、「必要な医学に関する知識についての研修」として、日本医師会が認定している産業医基礎研修が該当します。
産業医活動を行うために必要な基本的知識・技術を習得することが可能で、産業医になるには50単位以上を取得し、都道府県医師会を通じて日本医師会へ申請の上、認定を受ける必要があります。
※具体的な基礎研修の内容は添付「産業医の手引き」をご参照ください。

基礎研修会は日本医師会ならびに都道府県医師会及び郡市区医師会等で開催されますが、地域によって日程が異なるため、全国医師会産業医部会連絡協議会のwebページにてご確認下さい(兵庫県医師会開催分につきましては、会員様宛に発行しております「県医週報」でのみの周知となります)
全国医師会産業医部会連絡協議会URL：https://www.sangyo-doctors.gr.jp/

また、医師会等が開催する以外に、産業医科大学開催分があり、数日間で50単位取得できます。
ただし、50単位取得後は、基礎研修最終受講日から5年以内に申請することが条件となっていますのでご留意下さい。
産業医科大学ホームページ：https://www.uoeh-u.ac.jp/medical.html