繰り返す流産・死産

流産を2 回以上繰り返した場合を「反復流産」流産を3 回以上繰り返した場合を「習慣流産」と言います。妊娠はするけれど2 回以上の流産・死産もしくは生後1 週間以内に死亡する早期新生児死亡によって児が得られない場合、つまり、22 週以前の流産を繰り返す反復流産、習慣流産 に加え、死産・早期新生児死亡を繰り返す場合を含めて「不育症」と言います。

不育症の原因は

子宮の奇形や筋腫、ホルモン異常、凝固異常、母体の高齢年齢、夫婦の染色体異常

不育症の検査

1.子宮の形態を見る検査

2、内分泌学的検査

3、内科合併症(甲状腺機能異常、糖尿病など)

4、夫婦の染色体検査

5、抗リン脂質抗体

6、その他

治療や療養に関してのアドバイス

どこの科にかかったらよいか

産婦人科を受診してください。

兵庫県も2016年から「不育症」の検査や治療に助成が開始されました。
兵庫県ホームページ:兵庫県不育症助成事業

相談窓口もあります。
厚生労働省ホームページ:全国の不育症相談窓口