目がまわる

体は動いていないのに動いているように感じる。あるいは、周りの景色が動いていないのに動いているように見えるといった症状をめまいと言い、体の平衡感覚を保つ内耳・脳・脊髄などの障害から起こるものです。放っておいても自然に回復するめまいもありますが、めまいを起こす病気は数多くあってその病気の中にも生命を脅かすものから全く心配のないものまで様々です。
最近はコレステロール過多の食事やストレスなどの影響から、めまいは増えてきています。

めまい原因は

めまいの性質(回転性めまい、浮動性めまいなど)、めまいが起きた状況、発作の持続時間、随伴症状などにより障害された場所や障害の種類を推定する。

随伴症状として
耳の閉塞感、耳鳴りや難聴などの耳の症状の変化があれば耳(内耳)の障害、手足や顔がしびれる、ものが二つに見える、しゃべりにくい、気が遠くなる、などの症状があれば脳(脳幹、小脳)の障害が疑われる。

治療や療養に関してのアドバイス

問診によってめまいの原因を推定した後、必要に応じて平衡機能、聴力、血液、心電図、CT、MRIなど様々な検査を行い原因を解明していきます。
バランスのよい食事を心がけ、心身共に健康な状態を保つことがめまいの一番の予防法でしょう。

  • めまいは、様々な病気のサインです。専門医で原因を調べてもらいましょう。
  • めまいに耳の閉塞感、耳鳴りや難聴など耳の症状の変化が伴えば耳の障害のことが多い。
  • めまいに手足や顔のしびれ、ものが二つに見える、しゃべりにくいなどがあれば脳の障害が疑われる。
  • バランスのよい食事を心がけ、心身共に健康な状態を保つことがめまいの一番の予防法となります。

どこの科にかかったらよいか

かかりつけの先生とご相談の上 耳鼻科、神経内科、内科、脳神経外科など