胃のポリープ

胃ポリープの原因

胃粘膜の細胞が増殖し、盛り上がってできた病変を胃ポリープといいます。一般的に自覚症状はなく、集団検診や人間ドックで見つけられます。組織の性質により「過形成性ポリープ」と「胃腺腫」に分けられます。「過形成性ポリープ」は胃炎の延長のような組織で、大きくなるとびらんや出血を伴い貧血の原因になることがあります。「胃腺腫」は腫瘍性でがん細胞を含むことがあります。

治療や療養に関してのアドバイス

見た目からは良性悪性を判断しにくく、内視鏡で病変の組織の一部を採取して詳しく調べる必要があります(生検)。この結果、良性で小さいものなら経過観察でいいでしょう。悪性が否定できない場合や大きさが1~2cm以上のものは切除した方がいいでしょう。
切除は内視鏡で行います。電気が通る輪(スネア)でひっかけて焼き切ったり、電気メスではがし取る方法があります。痛みはあまりありませんので、鎮静剤を投与します。術後は抗潰瘍剤を服用し、1か月程度で治ります。
ただし、脳梗塞や心筋梗塞の予防のため抗凝固剤を服用している場合は服薬を中止してから行います。

どこの科にかかるとよいか

内視鏡で検査などを行っている消化器内科や胃腸科で相談してください。