[2022.2.3]令和3年度第2回医療・介護連携による 人生の最終段階における対応向上研修会の開催について

本研修のお申込みは締切りました。

※コロナ感染者の急激な増加に伴い、下記研修はWeb受講のみとさせていただきます。(1/18対応変更)
高齢者が住み慣れた地域において、延命のための医療ではなく、自然なかたちでその人らしく生き抜き、日々の暮らしを営めるよう、医療・介護連携における終末期の対応向上を目的に、医師、医療従事者並びに介護職員等を対象とした研修会を、下記の通り現地とオンライン(Zoomウェビナー)のハイブリッド形式にて開催いたしますので、ご案内申し上げます。

※不測の事態により開催できない場合は本会ホームページでお知らせいたしますので、予めご確認下さい。

日時 令和4年2月3日(木)14:00~16:30
会場 西宮市医師会2階大研修室
(〒662-0913 西宮市染殿町8番3号西宮健康開発センター内)
開催形式  会場参加、又はWeb(Zoomウェビナー)参加によるハイブリッド開催
対象者 医師、医療従事者、介護職員等
募集定員 会場40名、Web400名(参加費無料)
申込方法 下記申込フォームよりお申込みください
申込期限 1月28日(金)※定員になり次第締め切り
受講決定通知 ①会場参加:定員を超えた場合のみご連絡いたしますので、連絡が無い場合には直接会場にお越し下さい。
②Web参加:申込み時に登録頂いたメールアドレス宛、前日までにメールにてZoomのIDとパスワードを送信いたします。
*申込み時に入力されたメールアドレスでメール受信拒否設定等をしている場合、予め「@hyogo.med.or.jp」からのメールを受信できるよう各自で設定願います。
内 容 14:05~15:05
講演1)「地域でつなごうACP ~患者の価値観を大切に~」
講師:兵庫県立西宮病院 緩和ケア認定看護師 大前 文紀恵 氏
日医生涯教育認定:80CC 1単位
<講演概要>
超高齢多死社会を迎える我が国において、アドバンス・ケア・プランニングを推進することは、喫緊の課題であり、非がん患者への必要性も認識されている。しかし、この課題は医療者の価値だけにとどまっていないだろうか。患者の価値に焦点を当て、地域の多職種とつないでいくことで、患者の意向に沿った医療・ケアを提供できると考える。患者の多角的なアセスメントの視点、地域の多職種との情報共有の在り方を考える機会になれば幸いである。


15:05~16:05
講演2)「ACP(Advance Care Planning):最期までその人らしく生きる事を支援する」
講師:兵庫県立がんセンター 緩和ケアセンター長 池垣 淳一 氏
日医生涯教育認定:81CC 1単位
<講演概要>
ACP(Advance Care Planning)とは、将来の変化に備え、将来の医療及びケアについて、 本人を主体に、そのご家族や近しい人、医療・ ケアチームが、繰り返し話し合いを行い、本人による意思決定を支援するプロセスとされる。終末期の心肺蘇生の意向に関心が集まりやすいが、がん医療における抗がん剤中止の意思決定も含まれる。
ACPにおいて重要なのは、書面を作成することではなく、医療介護者は患者さんを大切にし、最期までその人らしく生きる事を支援する姿勢である。


16:05~16:30
質疑応答