[2025/04/24] 令和7年度感染症研修会(テーマ:麻しん)

※[2025/03/25] 開催時間が変更となりました。

今般、本会の主催により、『麻しんについて』をテーマとして標記研修会を下記のとおり開催いたしますので、多数ご聴講下さいますようご案内申し上げます。

天候や災害等の不可抗力により、開催中止やWEBのみで開催となる場合は本会ホームページ(https://www.hyogo.med.or.jp)でお知らせいたしますので、ご来場前にご確認下さい。

1.日  時:4月24日(木)14:30~16:30

2.開催形式:兵庫県医師会館(150名程度)とWEB配信によるハイブリッド開催

3.対  象:兵庫県医師会員、県下医療機関に勤務する医療従事者、行政・保健所関係者、学校関係者等

4.内  容:

1)兵庫県からの報告

2)講  演(14:50~16:30)(質疑応答含む)

「麻しんの予防は今すぐに!麻しんは一人発生したらすぐ対応!」

                    神奈川県衛生研究所 所長 多屋 馨子 氏

(概要)

2015年3月に日本麻しん排除が認定されてから10年が経過した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック中は、国内外の人の
移動が制限されていたが、今は、COVID-19発生前の状態に戻っている。海外には、麻しんが流行している国が数多く残されていることに加えて、COVID-19の流行で世界的に麻しん含有ワクチンの接種率が低下し、未接種の子ども達が数千万人の規模で残されていることが報告されている。そのため、感受性者のままで渡航すると、渡航先で感染して帰国後発症することが起こり得る。また、海外で麻疹ウイルスに感染し、訪日後に発症される外国人の方もいるため、麻疹の予防は今すぐに!が基本である。1歳以上で2回の予防接種の記録を確認しておくことが大切である。また、万が一麻疹が発生したら、一人の時点ですぐ対応することが感染拡大予防に最も重要である。麻しんを診たことがない医療関係者が増えていることから、今回は、麻しんの診断、検査、予防について振り返って考えてみたい。麻しんに特異的な治療法はない。麻しんは命に関わる重症のウイルス感染症であることに変わりはない。

5.研修単位:日医生涯教育講座1.5単位(CC:8)

専門医共通講習―②感染対策(必修)1単位

専門医共通講習は14:50~16:30の1講演が対象となり、当日は遅刻・早退の出退管理を厳重に行いますので予めご了承下さい。また、専門医共通講習単位は会場参加者に付与されますので、単位取得希望の方はご来館下さいますようお願いいたします。

6.申込方法:下記QRコードを読み込んで頂くか、以下のURLを直接ご入力の上、Googleフォームよりお申込み下さい。
  https://forms.gle/cLCT56fsafiZwuXq6

※WEB受講の方には、Zoom参加への事前登録のため、事前登録URLを4月22日(火)頃に送信いたしますので(届かない場合には本会までご連絡願います)、氏名(漢字フルネーム)、受信用メールアドレス登録をお願いいたします。登録後、視聴用URLが送信されます。

※会場参加申し込みの方で、受講可能な方のみ、受講票を郵送させていただきますが、会場の定員を超えた場合は、WEB受講に変更のお願いのご連絡を申し上げます。

※受講票がない場合は会場にお入りいただくことはできませんので、ご了承願います。

7.申込締切:4月14日(月)※会場は先着順で定員になり次第締切といたします。