腰痛とおしりからふくらはぎにかけての痛み
腰は腰椎と呼ばれる5個の骨からなり、椎体と呼ばれる部分が主に体を支える役目を果たしています。そして、それぞれの椎体の間にはクッションの役目を果たす組織があり、これを椎間板と呼びます。椎間板ヘルニアは比較的若い年代(青、壮年期)、特に男性に多いのが特徴です。腰痛と一方のおしりから太ももの裏、ふくらはぎにかけての坐骨神経に沿って鋭い痛みを伴います。痛みがひどくなると重労働はもちろん階段の上り下りやいすに座る、車に乗るといった日常の動作もしづらくなります。 椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の原因は 椎間板は線維輪と髄核との2重構造になっていて、中心にある髄核というゲル状の組織が、腰への急激な負担などがきっかけで線維輪を突き抜け、腰の神経を圧迫し、腰痛や下肢痛を起こすのが椎間板ヘルニアです。 働き盛りの年代の患者さんにとって、腰痛で日常生活にも影響するため深刻な問題となります。痛くて動けない間は仕方あり