性器クラミジア感染症と言われた
この病気はセックスによって感染する「性感染症」で病原体はクラミジア・トラコマチスという微生物です。最近、特に10代、20代の若い男女の間で感染者が増えています。感染していてもほとんど症状が無いことが、この性感染症が広がる大きな原因です。この病気の恐い所は自覚症状に乏しいため、気付かないうちに病状が進んで行くことです。子宮の入り口に食い込んで巣をつくった病原体はやがて卵管を通ってお腹の中に入り、肝臓の周囲にまで炎症を起こすことがあります。知らず知らずのうちにお腹の中に広まった炎症は、突然腹痛を伴う急性腹膜炎を発症することすらあります。その頃にはすでに卵管が詰まり妊娠出来なくなってしまっていることもあり、将来妊娠を望む女性にとっては非常にやっかいな病気です。 原因は クラミジアの一種であるクラミジア・トラコマチスが、性交・オーラルセックスなどによって、尿路や性器に感染することで起きます。症状は