皮膚の小さな水ぶくれ
皮膚に小さな水ぶくれの集まりが出来るヘルペスは疱疹とも呼ばれます。ヘルペスは単純ヘルペス(単純疱疹)と帯状疱疹の2種類があります。単純ヘルペスは幅広い年齢層に症状が現れ、早く回復します。帯状疱疹は高齢者に多く、神経痛様の痛みを伴います。ここでは単純ヘルペスについてお話ししましょう。 ヘルペスの原因は 単純疱疹ウイルスⅠ型とⅡ型による感染 ストレスや疲労、風邪などで潜伏していたウイルスが活性化され発病 治療や療養に関してのアドバイス 単純疱疹ウイルスの多くは、知らないうちに直接接触によって感染します。ヘルペスに感染しますと、ウイルスは神経節内に隠れ潜みます。これを潜伏感染と言います。そのまま長期間症状が出ない人もいますが、ストレスや疲労、風邪、紫外線、寒冷などがきっかけとなってウイルスが活性化され、急に疱疹(小さな水ぶくれ)となって表れます。一旦症状が治まっても、ウイルスは神経節内に生き残り